地方における医療、介護の現実

介護経営コンサルタントの松長根です。

先日祖父が急逝し、鹿児島に行ってきました。
9月よりグループホームに入居しましたが、1ヶ月も経たないうちの急逝でした。
原因は誤嚥性肺炎。
グループホームの職員はただの風邪かと思って様子を見ていたとのことです。
祖父は嚥下がそれほど悪くなかったです。
時折水分を飲むとむせましたが、食事は常食でした。
なのに誤嚥性肺炎⁉︎そしてグループホームの対応がいただけません。
いつから具合が悪かったのか、なぜそのような状態になったのか、一切の説明がありません。
緊急搬送された後、我々の事業所でしたら、その後の様子を家族かケアマネに確認するのが普通ですがなんの連絡もなし。
故意にしたことではないかと思いますが、家族としてはあそこに入居させなければよかったと後悔しています。
問題にするつもりはありませんが、対応が酷すぎます。
同じ介護事業者として怒りを覚えます。
そしてさらに酷いのが、祖母が入院している地域の医師会病院です。
急に意識をなくし緊急搬送されました。
検査した結果出た診断が[胃癌]しかしその後マダニに刺されたことが原因というのです。
胃癌はないと…モルヒネも打ってました。
健常者にモルヒネなんて打っていいのでしょうか?

そして誤診に対する謝罪も一切なし!祖母は何とか回復しましたが、これで亡くなっていたら問題になります。
その地域には大きな病院はそこしかありません。
それにしても酷すぎる。
地元の人は先生、先生と信用してますが、これが先生ですか?

競争のないところのサービスレベルの低さを痛感した出来事でした。
こういうところに改革のメスを入れなければ真面目にサービスしている介護、医療事業者が報われません。
襟を正し、誠意を持って対応することを切に願います。

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